土日は、福岡での表現アートセラピー講座を受講してきました
土曜日は、ドラマセラピー
日本国内第一号のドラマセラピスト尾上 明代先生の理論と実習でした
本当に初めは、どんな事をするのだろう。。。と
少しの不安とワクワク感でいっぱいでしたが、
このドラマセラピーは、対象は医療、福祉、企業教育現場など、すべての方にOKで
先生が話して下さった子どもの事例には、
自分の想いを言えない子どもが、役になりきって表現する事で、
ここまで変われるのかと、とても驚きました
うまく説明ができませんので、興味のある方はHPをご覧下さいね
http://dramatherapy.hopto.org/
午後からの実習は、本当に楽しくて
長い演劇をするのかと思っていましたが、1分くらいのものを二人組で何度かやったり
後半は、グループワークで、
短い時間で、色々な役になりきって表現する事がとても楽しくて
二人組みのワークでは、同じ星座で一緒になった方が、とても楽しく
決して難しい役ではなく、
最初は、ナイフとフォーク、ゴキブリと退治する人、酔っ払いのご主人と奥さんなどなど、
考える間もなくやりたい役をやり、2,3分で終わるという事を色々なパターンをかなりやったのですが
私たちは、何をするにもコントになっていき、
絶えず笑いがとまらず、これでいいのだろうかと思ったりもしましたが・・・
色々な役を演じる、身体で表現する、言葉に出す事で、
自分の想いや感じている事にも気づき、
またお互いにシェアする事で新たな発見がありました
先生の穏やかなすべてを受け入れて下さる雰囲気もとても癒され、
役になる事で新たな自分にも気づけ、とても充実した一日でした
日曜日は、ミュージックセラピーでした
音楽療法士で美原記念病院で音楽療法を実践されている 美原 淑子先生でした
穏やかで、柔らかい先生
こちらも午前中は、理論と先生が学会に提出された事例をビデオで見せて頂いたのですが
音楽を通して、認知症の方、難病の方々が回数を重ねる事に変化していく様子に
音楽の力を改めて感じました。
先生(セラピスト)が、キーボードでクライエントさんからのリクエストを弾くのですが
最初は無表情だったクライエントさんも回数を重ねる事に指、足などで動きが出て、コミュニケーションをとっていく姿に涙が出るほどでした。
午後からは、実際に写真の楽器を使っての実習でした
楽器一つ手にするだけで、コミュニケーションが変わってきて、
すぐに打ち解けあい、親しくなっていく
また最後、歌をグループで表現する時も昨日のドラマが交わり、
本当に笑いがたえない時間でした
少しずつ認められてきているドラマセラピー、ミュージックセラピーですが
アメリカなどと比べるとまだまだで、コストもかかりますが、
人々の心に大きな影響を与える芸術療法が、もっと取り入れていかれると
クライエントさんの笑顔がもっと見られるのではと2日間を通して感じる事でした
来月が、この表現アートセラピーも最終回になります
毎回、国内で著名な講師の先生方にお会いする事、
また一緒に受講しているメンバーに会う事も楽しみな表現アートセラピー
次回は、ムーブメントのワークショップと
表現アートセラピー研究所 代表の小野京子先生の実習もあります。
単発での受講も可能ですので、セラピスト卒業の皆さん、受講されませんか?
中々ない機会ですし、他の皆さんとも分かち合いたいので、
興味のある方は、ご連絡下さいね